LM/NTLMハッシュ認証を利用する

Nexposeでは、ターゲットのWindowsまたはLinux CIFS/SMBサービス上での認証のため、LMハッシュおよびNTLMハッシュのパスが可能です。Pass-the-Hashとして知られているこの方法により、サービスへのアクセスを得るためにパスワードハッシュをクラックする必要がなくなります。

Windowsサーバーからハッシュを抽出するために複数のツールが利用可能です。ソリューションの1つとしてMetasploitが挙げられます。これにより、ハッシュの検索を自動化できます。Metasploitの詳細については、www.rapid7.comをご参照ください。

利用可能なハッシュがある場合、以下のステップを行います

新規サイトの設定中に認証資格情報を追加する場合は、ホーム ページのサイトを作成ボタンをクリックします。
または
ページ上部の作成タブをクリックして、ドロップダウンリストからサイトを選択します。

既存のサイトに認証資格情報を追加するには、ホームページのサイト表でそのサイトの編集アイコンをクリックします。

  1. 認証 を選択します。
  2. 認証資格情報を追加 をクリックします。
  3. 認証資格情報を追加 フォームに、必要に応じて、新しい認証資格情報セットの名前と説明を入力します。
  4. 認証資格情報を追加 にある アカウント をクリックします。
  5. サービスドロップダウンリストからMicrosoft Windows/Samba LM/NTLM Hash (SMB/CIFS)を選択します。
  6. 任意適切なドメインを入力します。
  7. ユーザー名を入力します。
  8. LMハッシュを入力/ペーストし、その後にコロン ()、さらにその後にNTLMハッシュを続けて入力します。上記入力中にスペースが含まれないようにしてください。以下の例には、パスワードテストのハッシュが含まれています
  9. 01FC5A6BE7BC6929AAD3B435B51404EE0CB6948805F797BF2A82807973B89537

  10. または、NTLMハッシュのみを利用することも容認可能です。なぜなら、ほとんどのサーバーでLM応答は無視されるからです
  11. 0CB6948805F797BF2A82807973B89537

  12. 認証資格情報の設定が終了したら、新しいセットである場合は 作成 を、以前作成したセットである場合は 保存 をクリックします。

NTLMハッシュ

追加の任意ステップについては、以下のトピックをご覧ください