アプリケーションを実行する

本セクションには、本アプリケーションの利用開始に役立つ以下のトピックが含まれています

Windows上で手動/停止を行う

Nexposeは、ホストシステムが起動すると自動的に起動するよう設定されています。インストールに際し、またはホストシステム起動時に自動的にサービスとして起動しないようシステムを設定している場合、手動で起動する必要があります。

セキュリティ・コンソールを初めて起動すると、脆弱性のデータベースを初期化しなければならないため、10~30分かかります。スタートアップ・プロセスが完了したらすぐに、セキュリティ・コンソール・ウェブ・インターフェースにログオン可能です。

自動スタートアップを無効にしている場合、以下の手順により、手動でアプリケーションを手動で起動します

  1. Windowsスタートボタンをクリックします。
  2. 本アプリケーションのフォルダに移動します。
  3. サービスの起動を選択します。

以下の手順により、手動でアプリケーションを手動で停止します

  1. Windowsスタートボタンをクリックします。
  2. 本アプリケーションのフォルダを開きます。
  3. サービス停止のアイコンをクリックします。

自動的にサービスとして起動する設定を変更する

Windows起動時に、本アプリケーションのサービスがデフォルトで実行します。この機能を無効化して、本アプリケーションをいつ起動・停止するかを制御可能です。

  1. Windowsスタートボタンをクリックして、実行...を選択します。
  2. 実行ダイアログボックスには、services.mscを入力します。
  3. OKをクリックします。
  4. サービスウインドウ内にあるセキュリティコンソールサービスを、ダブルクリックします。
  5. スタートアップ・タイプのドロップダウンリストから手動を選択します。
  6. OKをクリックします。
  7. サービスを終了します。

Linuxで手動起動/停止する

インストールの一環として初期化/起動オプションを無効化する場合、本アプリケーションを手動で起動する必要があります。

セキュリティ・コンソールを初めて起動すると、脆弱性のデータベースを初期化しなければならないため、10~30分かかります。スタートアップが完了したらすぐに、セキュリティ・コンソール・ウェブ・インターフェースにログオン可能です。

グラフィック・ユーザー・インターフェースから本アプリケーションを起動するには、アプリケーションメニューのインターネットフォルダ内のNexposeをダブルクリックします。

コマンドラインから本アプリケーションを起動するには、以下のステップを行ってください

  1. 本アプリケーションを起動するスクリプトを含むディレクトリに移動します

$ cd [installation_directory]/nsc

  1. スクリプトを実行します./nsc.sh

デーモンを実行する

インストールにより、/etc/init.d/ディレクトリ内にnexposeconsole.rcという名前のデーモンが作成されます。

警告 <CTRL+C>は使用しないでください。本アプリケーションが停止されます。

スクリーンセッションから切り離すには、<CTRL +A + D>を押します。

デーモンを手動で起動、停止、再起動する

本アプリケーションをデーモンとして手動で起動、停止、または再起動するには

  1. インストール・ディレクトリ内の/nscディレクトリに移動します

cd [installation_directory]/nsc

  1. スクリプトを実行してデーモンを起動、停止、または再起動します。セキュリティ・コンソールのスクリプトファイル名は、nscsvcです。スキャン・エンジンのサービス名はnsesvcです

./[service_name] start|stop

デーモンがホストシステムと共に自動的に起動されるのを防止する

ホストシステム起動時に本アプリケーションのデーモンが自動的に起動されるのを防止するには、以下のコマンドを実行します

$ update-rc.d [daemon_name] remove